【SV S12 最終182位 R2027】エンペルト使い最強となるまでの軌跡

閲覧いただきありがとうございます!

SVではセクメと名乗っている者です。

ポケモンSV S12お疲れ様でした!!!

目標であったR2000を達成したので簡単にではありますが、構築記事を書きたいと思います。

お時間のある際に読んでいただけると幸いです…!

 

【目次】

 

【構築概要】

レンタルも公開しているので興味のある方は是非…

 

【結果】

TNセクメ 最終182位 R2027

 

【構築経緯】

前期使っていて強かったエンペルトを使ってエンペルトの強さを証明したく、チョッキエンペルトを軸に構築を組み始めた。

次にエンペルトが苦手とする格闘タイプ地面タイプに強く、相性補完に優れているカイリューを相棒として採用。

この2体は基本後発要因のため、初手出しが安定し、火力があって足が速く、タイプ一致テラスタルで一掃が狙えるスカーフ悪ウーラオスを採用した。

この3体できついポケモン・動きとして、トドロクツキ、ヘイラッシャ、キョジオーン、キノガッサ、積み展開があったため、

トドロクツキ、ヘイラッシャに対してブエナハバタクカミ。キョジオーン、キノガッサに対してはやるき隠密コノヨザルエンペルトが起点にされ、積まれることが多かったためそれを流す要因としてあくびガチグマを採用して構築が完成した。

 

【個体紹介】

ハバタクカミ@ブーストエナジー こだいかっせい

テラスタイプ:電気

臆病 130-×-92(132)-187(252)-155-188(124)

めいそう/ムーンフォース/10まんボルト/いたみわけ

B:意地特化パオジアンの不意打ち確定耐え

C:ブッパ

S:ブーストエナジーS上昇調整

特殊高速アタッカー枠。後発から最後の詰めを安定して行ってくれていた。また、役割対象であるトドロクツキには躊躇なく10まんボルトを打ち込み、飛行テラスに対して非常に強くでれた。さらに痛み分けがあることによって、チョッキガチグマには瞑想から痛み分けムンフォで狩ることができ、同じくラキハピにも痛み分けがあることでゴリ押すことができた。(TODができないことは検証済み)

ラスタルはトドロクツキのアクロバット、鋼技を半減にするために電気を採用した。相変わらず電磁波環境でもあったため、電気テラスが生きる場面は多かった。

選出率4位

 

ガチグマ(アカツキ)@食べ残し しんがん

テラスタイプ:フェアリー

図太い 219(244)-×-178(172)-167(92)-85-72

ハイパーボイス/だいちのちから/あくび/つきのひかり

H:実数値奇数

B:A上昇トドロクツキの飛行テラスアクロバットを2耐え、陽気水ウーラオスの水テラスすいりゅうれんだを高乱数耐え

C:無振りパオジアンをブラッドムーンで確定1発(当初ブラッドムーンを採用していたが、途中でハイパーボイスに変更し、そのままの調整…)

本構築のストッパー枠。多くの積みポケモン(トドツキ、カイリューなど)を流す要因や物理ポケモンに対するクッションとして活躍してくれた。ガチグマのブラッドムーン・あくび対策として身代わりを採用されていることが多く、ブラッドムーンに使いにくさを感じたため、シーズン中盤でハイパーボイスに変更した。ハイパーボイスに変更したことによって身代わりを貫通することができ、身代わりから積みの行動を許さなかった。また、あくび、つきのひかりを採用したことによって対面操作を行うことができ、裏のポケモンに対して負荷をかけることで優位になることは多かった。

しかし、けたぐりカイリューが増えたことで選出しにくくなってしまい、シーズン終盤はほとんど出してあげることができなかった…

ただ、ガチグマの選出圧力によって相手の選出を読みやすくなったことは確かであり、S12最後の対戦で活躍してくれたため、ガチグマの採用は間違いではなかったと思っている。

選出率6位

 

ウーラオス(悪)@こだわりスカーフ ふかしのこぶし

意地っ張り 183(60)-195(220)-120-×-80-146(228)

あんこくきょうだ/インファイト/アイアンヘッド/とんぼがえり

H:A特化カイリューのノマテラしんそくを2耐え

A:あまり

S:S+1最速カイリュー抜き

俊足高火力アタッカー兼初手要因枠。タイプ一致テラスタル確定急所技の圧倒的火力を上から押し付け、有象無象を一掃していた。初手出しが安定し、不利対面では蜻蛉返りから裏に繋ぎ、有利対面・どちらとも言えない気まずい対面であれば初手テラスあんこくきょうだを打ち込むことで一瞬で終わらせることも多々。特にオーガポン対面において、無振りであれば悪テラスあんこくきょうだで確1を取ることができるため、オーガポンに対しては臆さずテラスタルを切っていた。(じゃれつくに引けるポケモンがいないだけ)

アイアンヘッドの枠を不意打ちにするか迷ったが、悪ウーラオスに対してフェアリーテラスを切ってくるポケモンが出てくることが多かったため、そこに対して打ち込める鋼技は欲しかった。(上からのアイヘ怯みの上振れも狙えたり…)

「悪ウーラオスは襷」という固定概念を活かし、意表を突けるスカーフで採用したことは良い判断であったと思っている。(スカーフを見せないプレイングはかなり重要だった)

選出率2位

 

コノヨザル@隠密マント やるき

陽気 217(252)-136(4)-100-×-110-156(252)

ビルドアップ/ふんどのこぶし/ドレインパンチ/ちょうはつ

H:ブッパ(調整が浮かばなかったため)

A:あまり

S:最速(S補正なしのウーラオス、イーユイを意識)

最高の補完枠。構築上重かったキノガッサ、キョジオーンの対策として完璧な役割を果たしていた。シーズン終盤、負けん気チョッキコノヨザルが流行ったおかげでキノガッサがきのこのほうしを打ってくることが多く、1ターン無償で得られることができ、襷を剥がしておくことで引かれたとしても裏での処理が可能となった。S関係を変えるためにじならしを打たれることもあったが、隠密マントのおかげで憤怒の拳の火力が上がるだけでアドでしかなかった。キョジオーンに対しては隠密マント+挑発があることでこの猿に何もすることができず、この構築にキョジオーンを出された時はほとんど負けることはなかった。この2体以外にも挑発があることで受けにも強くでることできるなど出せば仕事をしてくれていた。最速にすることで準速ウーラオス、イーユイの上から動くことができ、最速が有利に働くことは多かった。どんな調整をすべきかは最後までわからなかったため、正直適当。(イーユイを倒せるまでAに努力値を振るかは諸説)

環境にビルド型がいなかったことやチョッキ型が流行していたことがかなり追い風になったと思っている。

選出率5位

 

カイリューゴツゴツメット マルチスケイル

腕白 195(228)-157(20)-151(180)-×-121(4)-110(76)

りゅうのまい/しんそく/じしん/はねやすめ

H:実数値奇数

A:無振りウーラオスのB下降状態(インファイト後)をゴツメ+ノマテラしんそくで最低乱数切って1発

B:意地悪ウーラオスのA+2あんこくきょうだが基本マルスケで受かる、意地パオジアンのつららおとしをマルチスケイル込みで確定耐え

D:端数

S:S+1で最速ウーラオス抜き

200の顔を持つポケモン枠。エンペルトの相棒枠として採用したが、正直こいつがいるだけで選出圧力となり、200の顔を持っているが故にテラスタルを強要できる点はやはり最強の所以だと感じた。型に関してはエンペルトをはじめ、構築全体でウーラオスが重めだったためHBゴツメで採用。ゴツメで著名な型として電磁波アンコ、渦アンコがあったが、対策必須の型であるという点でメタられていることを考慮し、受けられて殴れる方が強いのではという考えのもと、竜舞を採用した。結果的にはそれが功を奏し、ゴツメ故に電磁波やアンコールをケアする相手の行動に合わせて竜舞をし、サイクルを破壊する場面は多くあった。しかし、水ウーラオスに対しては抜本的な解決策にはなっておらず、氷技持ちかを判断するために余計なサイクルを回す必要があり、パングロ持ちにはかなり苦しい対戦を強いられていた。そのため、最後までカイリューの型を考察し続けていたが、結局良案を出すことはできず、この型で走り切った。

エンペルトの相棒枠として構築の要を担っていたが、正直この枠は諸説である。

しかし、出せば必ず良い仕事をしてくれ、プレイングさえ間違わなければこいつを通して勝つことは容易であった。信頼しているポケモン

選出率3位

 

エンペルトとつげきチョッキ かちき

控えめ 183(188)-×-109(4)-178(244)-126(36)-85(36)

なみのり/ラスターカノン/テラバースト/しんくうは

H:実数値奇数

B:意地特化パオジアンの聖なる剣を87.5%耐え

D:控えめガチグマのブラッドムーン+大地の力確定耐え

S:S84(s92振り)ガチグマ抜き

本構築の圧倒的MVP。エンペルトがいなければR2000は厳しかったと言っても過言ではない。チョッキエンペルトを強いと評価していた点はハバタクカミやテツノツツミ、ガチグマなど特殊ポケモンに滅法強いこととSVから上方修正された特性である。ハバタクカミに対してタイプ一致ラスターカノンで大幅に削ることができ、電磁波麻痺を2回連続で引かない限りは対面で負けることはなかった。また、構築全体でムーンフォースを打たれやすくしているため、エンペルト引きが安定し、Cダウンからのかちき発動の絶好のチャンスを作り出していた。能力ダウンを引ければ、エンペルトで3タテなんてことも多々。

次に草テラスにしている理由についてだが、地面技を半減にする要因もあるが、主にはハバタクカミのテラスで一定数いた水テラスを狩るためである。(要するにハバタクカミ絶対ヤるマン)他にも構築全体で重かったヘイラッシャや水ウーラオスへの打点として草テラバを採用していた。正直、カイリューへの打点として、れいとうビームが欲しいと思うことはあったが、あくまで役割対象に絶対的な役割を持たせることを優先した。また、しんくうはをレイビに変えれば?という意見をもらうこともあったが、しんくうははパオジアンへの打点、襷・頑丈剥がし、悪ウーラオス圏内に入れるなどしんくうはの需要が非常に高かったため、レイビを採用することはできなかった。

ハバタクカミに強い他にもガチグマのブラッドムーンに後出ししてから倒せる可能性があることやツツミに対して無限に受け出しができるなどこのポケモンには可能性しか感じなかった。

エンペルトがいることによって特殊ブーストエナジー持ちを対面で処置、もしくは引かせることによってスカーフ悪ウーラオスの通りが良くなり、ハバタクカミやツツミに役割を持ってもらうことで構築全体の幅を広げることができた。(ウーラエンペの並びも非常に強かった)

最強のポケモン

選出率1位

 

【構築の強み】

構築の強みは、①それぞれのポケモンにハッキリとした役割があり、勝ち筋・負け筋が見えやすい点、②命中不安定技を一つも採用せず、運負け要素を最大限なくした点にある。

①に関して、対戦全体をイメージする上で一番大切なことであると考えていたため、6体全てのポケモンに明確な役割を持たせ、対戦を組み立てやすくできるようにしていた。選出や対戦においても少しでも迷いを減らし、自分の描く対戦にすることができた。

②に関しては、「技を当てれば勝てる」という状況が不毛に感じたため、自分側からだけでも運要素を排除した。そうしたことによって明らかに安定感が増し、勝率は向上した。また、精神状態も安定し、特に最終日は最後まで冷静な状態を維持したまま挑むことができた。

 

【Special Thanks】

・ねもはるさん(ねもママ)

もうねもはるさんには頭が上がりません…

ねもはるさんがいなければ間違いなく目標を達成することはできませんでした。ねもはるさんにはポケモンの取り組み方から私生活まで全てをマネジメントしてもらい、自分の強み、弱みを明確にした上で細かく目標をいただき、小さな目標を徐々にこなした末、最終的にR2000を達成することができていました。目標を立ててもらったことによって潜りすぎて溶かすこともなく、安定した精神状態を保つことができ、最終日は負けても悟りを開くほどに安定していました。

ねもはるさん改め、ねもママには感謝してもしきれません…

 

・ぽぽさん、もふもふくん

この二人には幾度となく背中を押してもらい、勇気づけられました!

構築相談にも真剣に乗ってもらい、応援してもらっている分頑張らなければという気持ちになれました。

特にぽぽさんは最終日体調が悪い中、夜遅くまで付き合ってもらいありがとうございました!

もふもふくんは早く復帰して欲しい!(研究頑張って)

 

・ガラオボ鯖の皆さん

最終日終盤、少しだけお邪魔させてもらいましたが、みんなが真剣にランクマに取り組んでいる姿をみて、R2000から潜る勇気をもらうことができました。

勝手ながら、このような環境を共にさせてもらっていることにとても感謝しています…

 

【最後に】

実はS3からS11までポケモンをお休みしており、ディンルーって強いの?から始まったレギュレーションE環境でした。そのため、S12は序盤からランクマに潜り、環境を知ることから始まりました。その甲斐あって、シーズン中盤には構築のベースは固まり、練度を上げるとともにさらに環境に適応した構築にするため改良を続けました。ねもはるさんをはじめとするポケモン仲間のおかげで知識もつけることもでき、8ヶ月のブランクは一瞬にしてなくなったような気がしています。

このような経緯もあり、S12は以前より増して、人の暖かさと仲間という存在の心強さを感じることができたシーズンとなりました。だからこそ、応援してくれていた仲間の思いを背負って頑張ることができ、目標を達成することができたのではないかと思います…

(結論、S12は気持ちで勝ちました)

 

ポケモンを楽しむことを大前提に、次の目標は最終2桁!!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ご意見、ご質問等あれば X(Twitter)にお願いします!

Twitterアカウント:@sekhme_poke

それではまた…

【SV S1 最終584位】祝シーズン1 記念構築記事

ポケモンSVシーズン1お疲れ様でした!!!

こんにちは!SVではTNセクメと名乗らせてもらっている者です。

SV最初のシーズンということで、記念に構築記事を書こうと思います。お時間ある時にでも読んでいただけると幸いです。

 

【構築概要】

 

【結果】

TNセクメ 最終584位

シーズン1の目標はひとまず最終3桁を取ることだったのでそれを達成できて良かったです!

前日まで5桁にいたのでどうなることやらと思っていましたが…

 

それでは構築を紹介していきます!

 

【コンセプト】

そんなものはありません。基本選出もなく、相手の構築を見て満遍なくその時々で選出していました。

構築の完成度が低かった分、釣り交換を繰り返すなどプレイングで誤魔化し続けました。

※この構築記事は一切参考になりません。ご了承下さい。

 

【個体紹介】

カバルドン@オボンの実 すなおこし

テラスタイプ:草

腕白 215(252)-132-171(140)-×-107(116)-67

あくび/地震/なまける/ステルスロック

H:ぶっぱ

B:あまり

D:臆病眼鏡サザンドラりゅうせいぐん確定耐え、あくのはどうオボン込み2耐え

起点作成に見せかけたクッション要因。もともと構築上重かったカイリューの対策のためにシーズン終盤に投入しました。このカバルドン投入の判断はかなり良かったと感じています。カイリューはもちろん、物理のポケモンに非常に強く出ることができ、HDの調整も活きることが多かったので、広い範囲で活躍させることができました。また、なまけるがあることによってサイクルやTODを有利に運ぶことができた点も良かったと思います。

ただ、終盤にアンコほのおのうずカイリューが流行ったのが向かい風でした。

 

ガブリアス@食べ残し さめはだ

テラスタイプ:鋼

陽気 193(76)-172(176)-116(4)-×-105-169(252)

身代わり/剣の舞/地震/アイアンヘッド

H:16n+1(食べ残し最大効率)

A:あまり

S:最速

本構築の自慢ポケ枠。剣盾S35に使っていたザシアンを参考に思いつきました。102という環境的に速めのSがあり、身代わりを上からできるのがかなり偉かったです。上から身代わりをすることで相手のテラスタルを見てから行動することができたり、ドドゲザンの不意打ちを空かすのによく活きました。特にカモにできたのが鉄壁ボディプレ以外のキョジオーン。身代わりで塩漬けを受けて剣舞した時には即降参なんてことも多々…

今作のガブリアスは型が豊富であったが故に、型の匿名性が特に活きたポケモンだと感じています。

 

セグレイブ@いかさまダイス ねつこうかん

テラスタイプ:地面

陽気 191(4)-197(252)-112-×-106-152(252)

竜の舞/つららばり/地震/氷の礫

H:奇数

A:ぶっぱ

S:最速

本構築の積みエース。今作から新しいアイテム「いかさまダイス」が追加されたことで連続技の需要が高まり、その中でもセグレイブのつららばりが強いと思い採用。同速意識と竜舞後に最速ドラパルトを抜きたかったため最速にしました。実際、つららばりが4回以上当たることが確定しているのは非常に強く、さらに自分より速い相手に礫でリーチを伸ばすことができたのも強かったです。また、氷が通らないタイプに地震採用が活きました。きょげんとつげきが欲しい場面も多々ありましたが、この技構成で事足りていたかと。

セグレイブは強いだけあって厚く対策されていたため、テラスタルの択が多く、正直運ゲ感はありました。(テラスタルの難しいところですよね)

 

ウルガモス厚底ブーツ ほのおのからだ

テラスタイプ:フェアリー

臆病 161-×-85-187(252)-125-167(252)

蝶の舞/炎の舞/テラバースト/ギガドレイン

H:奇数

C:ぶっぱ

S:最速

構築上重かった鋼テラスサザンドラ対策枠。正直ここの枠は諸説あります。サザンドラに対しては滅法強かったものの、ドオーやラウドボーン、炎テラスで簡単に止まってしまい、使い難さが目立ったため、他のポケモンに比べるとあまり選出することができませんでした。他の型やポケモンにすればもう少し幅広い範囲を見れたのではないかと思います。

終盤になるにつれてほとんど焼いてくれなくなりました…

 

マスカーニャ@拘りスカーフ へんげんじざい

テラスタイプ:草

陽気 151-162(252)-91(4)-×-90-192(252)

トリックフラワー/はたき落とす/蜻蛉返り/トリック

A:ぶっぱ

B:あまり

S:最速

構築のビジュ枠。初手出しがかなり安定しました。出し勝ちをした場合は、はたき落とすで崩しが行え、不利対面でも上から蜻蛉返りで対面操作ができ、使用感はかなり良かったです。アマガをよく呼びましたが、分かっていてもはたきを押し、削ることで裏のセグレイブで押し切ることが多々ありました。トリックを採用していましたが、ここは諸説あると思います。

スカーフで最速にしている理由としては、マスカーニャ使いの多くの人が実感していると思いますが、初手マスカーニャマスカーニャ対面での同速勝負が多かった…うちの子はほとんど同速負けてしまいましたw

 

ウォッシュロトム@拘り眼鏡 ふゆう

テラスタイプ:炎

控えめ 155(236)-×-127-172(252)-127-109(20)

ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/テラバースト/トリック

H:奇数

C:特化

S:無振セグレイブ抜き抜き

サイクルの「要」。ロトムがこの構築で一番活躍したと言っても過言ではありません。ならなぜMVPと堂々と言わないか、それはドロポンを外す、外し過ぎるからです。こればっかりはウォッシュロトムを採用する以上仕方のないことなのですが、眼鏡ドロポンの強さを知り、手放せませんでした。極力ドロポンを打たないように、サイクルで詰めることを意識したプレイングにすることで拾う試合は多かったです。

この眼鏡ミトムの強さは、高火力ボルチェンはもちろん、炎テラスと絶妙なSラインにあります。炎テラスに関しては、モロバレルやサーフゴー、草テラスヘイラッシャにビックリテラスでワンパンもしくは大幅に削ることができました。基本読まれることはなく、受けパにいるモロバレルをミトムでワンパンしてそのままTODの流れは特に多かったです。また、Sに少し振ることで環境にいるロトムの上から動くことができ、裏の地面タイプに繋ぐことで既に起点です。

 

【最後に】

今回の1番の収穫は、掲げた目標を無事達成できたことです!剣盾最後のシーズンで目標に届かなかったことが心残りとしてあったので、SVでその雪辱を少しですが晴らすことができました。

目標は達成できたものの、反省すべきことが顕著に現れたシーズンでもありました。反省点は、構築に欠点が多過ぎたことやそれに起因して最終日までにランクを上げることができなかったことです。普通に強いポケモンに普通に負けてしまっていたので、対策しきれていない構築に問題があったと感じています。ランクも4桁前半から5桁前半(3万位程)を行き来し、最終日の朝まで3桁に触れることすらできませんでした。

来期からはムラのある勝率を安定させ、シーズン序盤から積極的に上位を狙えるような構築作りに励みたいと思います。

 

シーズン1を諦めずに最後まで走り抜けられたのはDiscordの皆さんのおかげだと思っています。いつも楽しく一緒にポケモンをしていただきありがとうございます。これから長い付き合いになると思いますがよろしくお願いします!(これ何回でも言います)

一緒にラーニングしましょう!

 

次の目標は、最終300位以内!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた…

【剣盾S35 最終269位】スカーフマーシャドーの脅威

S35お疲れ様でした!!!

はじめまして。TNセイヤと申します。

剣盾最後ということで、簡単にですが剣盾最初で最後の構築記事を書きたいと思います。

 

【結果】

最終レート1867 最終269位

最終順位は決して高くはないものの、3週目までは1桁で戦えており構築自体は悪くないと思うので、暇な時にでも読んで頂けると幸いです...

 

【並び】

 

それでは構築を紹介していきます!

 

【構築概要】

 

【コンセプト】

・日食ネクロズマの起点作成を軸にザシ・黒バド・イベルで対面処理、もしくは軽いサイクルで相手を崩す

・初手ダイマやジガルデのような積んでくるポケモンには、日食ネクロズマのでんじは・がんぷうでS操作しながら死に出しマーシャドーで奪う、もしくは引かせることで展開を崩す

相手には見えない勝ち筋を通す

 

【個体紹介】

ザシアン(剣の王)@朽ちた剣 不撓の剣

陽気 193(204)-190-142(52)-×-135-220(252)

身代わり/剣の舞/きょじゅうざん/じゃれつく

 

H:4n+1

B:A特化ザシアンのきょじゅうざん+でんこうせっかを最高乱数3つ切って耐え、ステロ+メタモンコピー時A+2きょじゅうざん確定耐え

D:臆病黒バドのC+1アストラルビットを最高乱数切り耐え

S:最速

 

自分にはこれしか使えません。対ザシアンにおいて基本的に負けることはなく、安心してきょじゅうざんを打てました。また、この電磁波環境において速いSからの身代わりがかなり偉く、身代わりを残して突破なんてことも多々。

ただ、イベルタルに対してステロを入れないときょじゅうざんで倒せないなど火力不足は否めませんでした...

 

日食ネクロズマ@気合いの襷 プリズムアーマー

意地っ張り 173(4)-229(252)-147-×-129-129(252)

ステルスロック/メテオドライブ/岩石封じ/電磁波

 

H:あまり

A:特化

S:準速

 

起点作成型ネクロズマ。9割型初手に出して電磁波を振り撒きました。ごめんなさい...

襷を盾に、本来不利対面である黒バドやイベル、カイオーガに対して役割遂行できるのが使用感としてかなり良かった。このポケモンダイマしてきた時にはオワリです。

ただ、終盤は初手ネクロの起点作成が読まれ、電磁波を打った後ステロを読まれて裏の黒バドやマーシャドーなどの襷持ちのポケモンに引かれる動きが多かったため、電磁波の後は相手に応じてがんぷうを打つようにしていた。

上振れ下振れの振れ幅は正直キツかったものの、シーズン全体を通して有利であったことは間違い無く、信頼しているポケモンの一匹です。

 

黒馬バドレックス@拘りメガネ 人馬一体

臆病 175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)

アストラルビット/サイコショック/ドレインキッス/トリック

 

B:あまり

C:ぶっぱ

S:最速

 

ネクロズマの次に選出率が高かったのがこのポケモン。眼鏡黒バドに対する信頼は絶大なものでした。

黒バド受けとして出てくるイベルタルやホウオウに大ダメージを与え、受けを許さなかった。受けられない相手はダイマをを切るほかなく、そこにダイマを合わすなどしてダイマをいなすことは容易であった。

また、受け構築にこいつを出しておけば基本負けなかった。今期は1000戦以上戦ったが、記憶に残っている負けは1戦だけ。黒バドにはラッキーがよく出てきたが、2回目のサイクルでサイコショックやトリックで役割破壊から崩す動きはかなり強かった。

このポケモンの3タテ以上に気持ちいものはない、最強の一匹。

 

イベルタル@命の珠 ダークオーラ

意地っ張り 201-201(252)-116(4)-×-118-151(252)

イカサマ/ダブルウイング/鋼の翼/不意打ち

 

A:特化

B:あまり

S:準速

 

HPが6割あるゼクロムを不意打ちで持っていかれた時にこのポケモンを使うことを決めた。

ネクロズマの起点作成後、ダイジェット展開は無難に強かった。追い風が欲しい場面は多々あったが、ザシアンを最速で使っていたことや不意打ちの衝撃が忘れられずこの技構成で戦い抜いた。

 

パルキアゴツゴツメット プレッシャー

図太い 197(252)-×-154(156)-170-153(100)-120

ハイドロポンプ/冷凍ビーム/大地の力/電磁波

 

H:ぶっぱ

B:命の珠特化イベルタルの物理ダイアーク(130)確定耐え

D:命の珠特化イベルタルの特殊ダイアーク(130)確定耐え

 

終盤に急遽入れた助っ人ポケモン。役割はピンポイントでこの構築で重かったゼルネメタモン。元々はゴツメカイオーガを使っていたが、カイオーガが選出されることが多く、特に裏からのスカーフオーガがキツかったのでカイオーガに対する選出圧力としても採用した。

ゼルネメタモンに対して、起点作成から初手ポケモンをザシアンで処理した後、コピーされたメタモンに対してパルキア引きのゴツメで削り、ゼルネに引いてきたとしても電磁波でジオコンを潰し、メタモンで突っ張ってきてもこちらのザシアンでメタモンのA+2きょじゅうざんを耐えて、返しのきょじゅうざんでゴツメで削ったメタモンを確1。裏のゼルネを処理できるというムーブを想定していた。

しかし、ゼルネメタモンを選出されていることが前提のため、選出されていなかった時はオワリ。正直相手依存過ぎて、あまり選出できなかった...急遽入れたこともありあまり信頼してあげられなかった。

ただ、相手のカイオーガパルキア引きを読んでくることが多く、パルキアが有利に働くこともあったので仕事はしていたのかなと。調整は適当

 

マーシャドー@拘りスカーフ テクニシャン

意地っ張り 167(12)-188(204)-115(120)-×-110-167(172)

シャドースチール/インファイト/岩石封じ/鬼火

 

H:奇数調整

A:あまり

B:命の珠ようきゼクロムのダブルウイング確定耐え

S:最速99族抜き

 

本構築のMVP

この構築で一番完成度が高いのがこのポケモン。こいつがいなければ勝てなかった試合は数知れない。

スカーフマーシャドーの強みはステロを撒かれて、積まれたとしても切り返せるところにある。役割対象はザシアンやゼクロム、ジガルデ。またホウオウナットにも強く出れたのがよかった。これはスカーフメタモンとの差別化にもなると思っている。

使用率1位のザシアンには上からシャドースチールを打ち、返しのきょじゅうざんを耐えて突破、裏にも負荷をかけることができた。ゼクロムには竜舞を積まれたとしてもダイマを切らずダブルウイングで処理してこようとするため、上からシャドースチール、返しのダブルウイングを耐えて処理することができた。なんならダイマを切っていたとしてもわざわざダイウォールでダイマを終わらせてきてくれたので良いことしかなかった。終盤大流行した竜舞ジガルデも同様の処理ルートでいなすことができた。

また、マーシャドーには幾度となくダイマを切った。相手の起点作成を起点にダイウォールを絡めながらダイナックルでAを積み、A2段階上昇からの相手のザシアンのAを盗み、A+3段階のシャドースチールでザシアンを狩るなんて場面も多々あった。

お互いステロを踏んだ黒バド対面では無理やりかげ打ちを堪えようとダイマしてきたとしても上からシャドースチールでワンパン。相手スカーフなんてケアできないよねぇ

ただ、ザシアンからAを盗んだとしてもじゃれつくを打たれればオワリ。スカーフがバレてない状況でじゃれを打つような人はほとんどいませんでしたけどね。

一言、最強でした。

 

【最後に】

正直、むちゃくちゃ悔しいです。今期は本気で頑張ろうとシーズン序盤からバンバン潜り、1000を超える対戦回数を重ねて最終日3日前まで一桁や二桁で戦っていたのですが、前日にかなり落としてしまい、最終日には二桁チャレを幾度となく落とし、最後の1時間で6連敗をかましてシーズン35が終了。目標にしていた最終二桁を達成できなかったことと自分のポケモンたちが強いことを証明してあげれなかったことが心残りです。

ただ、ポケモンランクマを最後まで戦い抜いたのは初めてで、ポケモンライフにおいてすごく良い経験になったのではないかなと思います。うわっきーさんが言っていたようにランクマ最終日は「別ゲー」でした。

 

ここまでポケモンを楽しく頑張れたのは、Discordに関わるきっかけとなったねもはるさんをはじめとするガラオボ鯖内の皆さんのおかげです。新参者の私を快く受け入れてもらい、一緒にポケモンランクマを戦い抜いてくださったこと、本当に感謝しています!!!これからまだまだ皆さんと仲良くさせていただきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします!

 

次回作SVでは最終一桁目指して頑張ります!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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